知らないと、本当に損をします。
ずっと加入電話を使ってました。
長らく光回線を利用できない環境下であった為、ひかり電話について無知でした。
現在は光ケーブルが引き込める環境。利用中のADSLが年内でサービスを終了するとのことで、やむを得ず光回線に申し込みました。
「ひかり電話はどうしますか?」と聞かれ
まったく頭になかったので、調べてみることに。
そうか
NTTひかり電話 にすると基本料金が断然に安い。
固定電話があれば
インターネット代は電話代込で検討しないとダメなんですね。
電話番号を変えることなくひかり電話に移行できるので、ひかり電話も申し込み!
NTTひかり電話の住宅向けは、1契約で2回線、5番号まで契約可能。住宅はもちろん、小規模事務所やSOHOも電話代が節約できます。
※3回線以上を同時利用されたい法人は「ひかり電話オフィスタイプ」があります
NTTのひかり電話は付加サービスが充実しています。2回線同時通話や複数番号に魅力を感じた方は、光回線も「フレッツ光」で決まりです。
※光コラボはすべてフレッツ光回線を利用
この記事では、ひかり電話のメリットと従来の加入電話になかったサービスをピックアップしています。
加入電話、まだ使っていませんか?
ひかり電話
オプションサービスを取り上げる前に、NTTのひかり電話についてまとめます。
ひかり電話は単独で契約できません、フレッツ光回線が必要です。
初期費用
ひかり電話は、基本工事費1,000円+交換機等工事費1,000円。
※光回線工事費は別途必要
フレッツ光と同時契約の場合は、基本工事費(1,000円)は不要。
加入電話を利用中で電話番号をそのまま利用する場合は
加入電話休止工事費2,000円と同番号移行工事費2,000円が必要。
料金
基本料金は500円/月
通話料金は固定電話:8円/3分、携帯:16円~/60秒(接続先事業者により異なる)
通話料金はNTT東日本とNTT西日本で微妙に異なります。詳細は各サイトへ。
オプション工事費
ひかり電話のオプションは、ひかり電話と同時申し込みの場合は基本工事費(1,000円)が発生しません。
複数のオプションを選択しても、工事費はひかり電話の工事費1,000円だけです。
複数台の端末機が利用できるサービス
ひかり電話1契約で、複数台の電話機またはFAXと合わせて使いたい場合。
基本料金500円/月+オプション料金で利用できます。
マイナンバー(追加番号)
1契約で電話番号を複数使えます。最大5番号まで。
サービス名称はエリアで異なり、東日本:マイナンバー、西日本:追加番号
マイナンバー又は追加番号:100円/月
※1電話番号ごとにユニバーサルサービス料が必要(2018年1月時点で3円)
※複数番号で同時利用はできません
工事費:1,000円+700円
5回線まで契約できますが、ホームゲートウェイの電話機差込口(TEL1/TEL2)は2ポートしかありません。
複数の電話番号を取得した場合、各ポートで鳴り分けることが可能です。ただし、同時に利用することはできません。2台同時に利用したい場合は、次に紹介する「ダブルチャンネル(複数チャンネル)」の契約も合わせて必要。
ホームゲートウェイ内の設定により、1台の電話機(1ポート)で2つの電話番号を鳴り分ける利用方法もあります。
モデムダイヤルイン対応の電話機であれば、親機と子機に分け複数の番号が受信できます。ただし、発信時の番号は主番号になるようです。
※使用する電話機の取扱説明書を要確認
パナソニック製はモデムダイヤルインに対応している機種が多いです。
例えば「VE-GD76DW」(取扱説明書 P46参照)
スマホ転送もできるFAX付きならコチラ
ネットで探すと回線交換機?「モデムダイヤルイン」が見つかりました。大手のメーカーではこの手の商品がありません。
ダブルチャンネル(複数チャンネル)
1契約で同時に2回線分使えます。
サービス名称はエリアで異なり、東日本:ダブルチャネル、西日本:複数チャネル
ダブルチャンネル又は複数チャンネル:200円/月
工事費:(1,000円)+1,000円
電話番号が1つでも、2回線分の通話&通信ができます。
複数番号+2台同時利用
マイナンバー(追加番号)とダブルチャンネル(複数チャンネル)を組み合わせれば、2つの番号で同時使用ができます。
電話番号を3番号以上取得した場合でも、同時に通話&通信ができるのは2番号(2チャンネル)までです。
加入電話2回線と月額料金の比較
【加入電話】2回線(プッシュ回線・3級取扱所)
基本料金:住宅用1,700円x2=3,400円(事務用は2,500×2円)
【INSネット64】1契約で2回線利用可
基本料金:住宅用2,780円(事務用は3,530円)
※別途ターミナルアダプタ(約1万円)が必要
【ひかり電話】2番号2チャンネル
基本料金:500円 ※住宅用でも事務用で利用できる
マイナンバー+ダブルチャンネル:100円+200円
合計:800円
例えば、事務用の加入電話2回線をひかり電話に移行すると
5,000円-800円=4,200円/月の削減になります
※上記の金額には別途消費税が必要
※ひかり電話は別途インタネット料金が必要
ひかり電話は断然安いです
加入電話とINSネット64は、契約時に施設設置負担金のないライトプランもあり、基本料金が上記の金額よりも高くなります。
固定電話への通話料金もお得
加入電話とINSネット64は、時間帯と通話距離で通話料金が高くなります。
一方、ひかり電話は距離に関係なく同一料金でお得です。
携帯電話への通話料金は、どちらもほぼ同料金になります。
オプションサービス
加入電話・INSネット64にはない、特にビジネス利用にお薦めなサービスもご紹介。
光回線ならではのサービスです。
着信お知らせメール
着信お知らせメール(NTT東|NTT西):100円/月
工事費:(1,000円)+1,000円
着信お知らせメールとは、自宅や会社に電話があったことを、あらかじめ指定したパソコンや携帯電話のメールで確認することができるサービス。
- 着信情報をお知らせするメールアドレスは最大5件まで設定可能
- あらかじめ登録した電話番号からかかってきた場合のみ、着信情報をお知らせすることも可能。登録可能な電話番号は最大30件。
- 電話に出られなかった着信のみ、お知らせすることも可能
携帯にはかけてこないお客さんや取引先もいらっしゃいますよね。
大半の方は留守番電話にメッセージを入れません。せめて着信がわかれば、すぐに折り返し電話が入れられます。
転送でも良いのですが、出先では出られなかったりします。どうでもいい営業電話の転送は言うまでもありません。
お留守番が確保できない小規模事務所で、転送電話が苦手な方にお勧めです。
FAXお知らせメール
FAXお知らせメール(NTT東|NTT西):100円/月
工事費:(1,000円)+1,000円
FAXお知らせメールは、自宅や会社にFAXがあったことを、あらかじめ指定したパソコンや携帯電話のメールへお知らせし、パソコンからFAX内容を確認することができるサービス。
マイナンバー(追加番号)と合わせて契約するのがお勧め。
FAX機がなくても受信できますが、送信することはできません。FAXはTIFF形式の画像で確認できます。PDF形式でないのが残念。
ビジネス利用であれば、FAXモデムとスキャナー組み合わせの方がお薦めです。
※NTT東日本のAndroid端末でFAXデータ送受信を可能にするツール「ひかりFAX」は、2017年8月31日(木)をもって提供を終了しています。
auひかり電話
auひかりも電話サービスを提供しています。料金もNTTとほぼ同じ。
Q. auひかり電話の電話番号を追加して持つことはできますか?
参考:auひかり電話「2契約目の電話サービス」