スマートテレビがないので、ストリーミングデバイスを使ってます。
Googleの「Chromecast with Google TV」とAmazonの「Fire TV Stick」、2台併用。
メインで使うのはGoogleデバイス。「YouTube」ボタンがあるからです。
このボタンを一押しするだけで、テレビON → You Tube起動は便利過ぎます。
Fire TV Stickを触るのは
アダルト動画を観る時ぐらいw
Googleはアダルトに厳しく、アプリからは視聴できません。
ストリーミングデバイスはGoogleとAmazon、使い分けると便利です。
それぞれの特徴をまとめてみました。
Chromecast with Google TVとFire TV Stick
※Googleデバイスはスペック非公表
リモコンボタンの機能・名称
左(黒)がAmazon、右(白)がGoogle
- 電源
- 音声認識
- 選択
- ナビゲーション(上下左右)
- ホーム
- 戻る
- 音量
- 消音
上記以外に
Googleリモコンは
⑨の入力切替とYouTube、NETFLIXの起動ボタンを設置
Amazonリモコンは
⑩のメニューと早戻し、再生/一時停止、早送りボタンを設置
PrimeVideo、Netflix、DAZN、AmazonMusic ボタンを増設
Googleの「入力切替」ボタンとは
他のMDHI入力デバイスまたは地上波番組に切り替え可能です。
Amazonの「メニュー」ボタンとは
インストールしたアプリの詳細情報を見るときや、アプリを削除したいときなどに使用。アプリ内で利用すると、画面左側にメニューが表示されるケースが多いです。ブラウザアプリではホーム画面の検索窓に戻ることが可能。
Amazonの「早戻し」「再生/一時停止」「早送り」ボタンは動画再生時に利用。ナビゲーションボタンでも代用できます。文字入力画面でも使えます。
リモコンの電源ボタン
GoogleとAmazon、リモコンにある電源ボタンの機能が多少異なります。
Googleは電源ボタンONでテレビにGoogle TVのホーム画面を自動表示。「選択」ボタン、「ホーム」ボタンからでも電源ONができます。
Amazonの電源ボタンはテレビのON/OFFのみ。直前に地上波を見ていれば、同じチャンネルの番組が流れます。Fire TVのホーム画面をダイレクトに表示させるには、電源ボタンではなく、「ホーム」ボタンをON。
Google Chromecast with Google TV
最新型Google Chromecastは「Google TV」機能付き。専用リモコンから操作します。
Google TVは、同じくAndroid OSをベースとする「Android TV」とはUIが異なります。改良型の新スマートテレビ用プラットフォームです。
リモコン付ストリーミングデバイスのメリット
リモコン付のストリーミングデバイスを利用することで、モニターがスマートテレビに変わります。インターネット接続機能がないテレビでも、リモコン操作で簡単に動画配信サービスなどを楽しめます。
リモコン付ストリーミングデバイスは、スマートスピーカー代わりにも。
リモコンの「音声認識(Googleアシスタント)」ボタンを押して話しかければ、テレビ画面に回答を表示。IoT家電等を音声で操作することも可能です。
Amazon Fire TV Stickにはない機能
Google Chromecast with Google TVのリモコンは、YouTubeとNETFLIXを一発起動できるボタンを装備。Amazon Fire TV Stickでは、YouTubeを見るのに、まずは「ホーム」ボタン、次にアプリ選択でボタンを最低3回押さなければなりません。
入力切替ボタンも装備。Google TVの利用中、画面を地上波番組等に切り替え可能です。ただし、地上波番組のチャンネル変更はできません。
Google Chromecast with Google TVはスマホ/タブレットがリモコン代わりになります。メジャーな動画アプリはChromecastに対応済み。アプリのキャストボタンから動画の再生が可能です。
Chromeブラウザのキャスト機能でミラーリングも可能。パソコンのブラウザ画面をテレビに映し出すことができます。スマホのミラーリングはGoogle Homeアプリから(詳細は別記事)。
Google Chromecast with Google TVのデメリット
Amazon Fire TV Stickと比較して、Google Chromecast with Google TVのデメリットは以下のとおり。
電源ボタンが押しにくい位置にある(電源ONだけは別ボタンで解消できる)。電源ONの反応が遅い(OFFは比較的速い)。
音量ボタンは側面にあるため、他のボタンと比べると操作がしにくい。
必要かどうかは別として、Fire TVには「firefox」があるのに、Google TVにはブラウザアプリが用意されていません。
4Kモデルしかありません。もちろん2Kテレビでも利用できますが、コスパが悪い。
Amazon Fire TV Stickのメリット
Amazon Fire TV Stick最大の魅力は、ビッグセールで安く買えること。その上、Googleにはないリモコン付の廉価な2Kモデルがある。
Amazonデバイス(echoなど)を利用中なら初期設定が簡単です。
「簡単セットアップ」付きでAmazonサイトから購入すると、アカウント登録済の商品が届きます。同アカウントで既にWi-Fi設定を行っていれば、新しい端末でも直ぐに自宅のWi-Fiに接続。面倒なパスワード設定等が不要です。
男性限定?のメリット
AmazonはGoogleやAppleのようなアダルトコンテンツへの規制が厳しくありません。
U-NEXTの「H-NEXT」、DMMの「FANZA動画」がストリーミングデバイス経由で視聴できるのはAmazonデバイスだけです。
<参考>Chromecastヘルプ
Chromecas>Chromecast with Google TV
Googleリモコンの所感
Googleのリモコンを操作してみて、一番便利だと感じたのは「YouTube」ボタン。
ワンプッシュでテレビにYouTubeが映るのは便利過ぎ。これに慣れると、Amazon Fire TV Stickから見る気になれません。
Googleアシスタント
前述のように、Google Chromecast with Google TVはスマートスピーカーにもなります。
テレビ画面で回答するGoogle TVは、音声で回答する本来のスマートスピーカーと内容が異なることがあります。
例えば「〇〇〇って何?」と尋ねると
Googleのスマートスピーカーはウィキペディアからの情報を引用。一方Google TVは関連しそうなYouTube動画の一覧を表示します。これがあまり役に立ちません。
「あしたの天気は?」のような質問でないと、Google TVからは期待した回答が得られませんでした。
さいごに
コンパクトなGoogleのリモコンは、見た目よりも意外と使いやすい。ボタンが大きく、丸みを帯びて手に馴染みます。ちょうど良い大きさです。
Google TVの大きな特徴は「横断検索」。
NetflixやPrime Videoなど、複数のVODサービスを横断して目的のコンテンツが探し出せ、どのサブスクリプションサービスで視聴できるのかがわかります。また、Google Playストアからレンタルまたは購入できる場合は料金が表示されます。
横断検索は複数のサブスクリプション(月額課金)サービスに登録してこそ役に立つ機能かもしれません。
Netflix,prime video,U-NEXTあたりは必須だね