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賃貸入居申込書の内容と入居審査の期間、落ちる割合を減らすアドバイス

入居申込書

借りたいお部屋が決まったら、まず「入居申込書」の提出。

入居申込書は賃貸仲介会社が用意。物件により異なる書式を使うので、記入内容も微妙に異なります。

入居申込書は入居審査のために必要です。

昨今では、入居申し込みと同時に、家賃保証会社の申し込みも求められことが多いです。

この記事では、賃貸の入居審査時に提出する「入居申込書」の解説と、審査で承認を得るためのアドバイスをお送りします。

入居申込書への記載事項

入居申込書の主な記入内容は、入居者(契約者)と保証人の個人情報です。

貸主側が内容を確認の上、入居の可否を判断します。
家賃保証会社も同時に申し込みをしている場合は、家賃保証会社の審査承認を前提として、入居審査も承認となることが一般的です。

審査は、お勤め先と年収が主な決め手となることが多いです。また、それらを補う保証人の存在も時には重要です。
保証会社は過去の滞納履歴も調査します。
金融審査と同様、公務員、上場企業にお勤めの方は、入居審査が通りやすいのは言うまでもありません。

入居申込書の記入事項例|個人契約

契約者・入居者
氏名、生年月日、現住所、電話番号、勤務先、業種、勤務先住所、勤務年数、年収、転居理由

保証人
契約者とほぼ同じ。住居が持家又は借家の確認。

賃貸契約の保証人

保証人は原則、収入がある身内(三親等)の方。同居人(奥様など)は不可。別居で、入居者と同等の支払い能力がある方が望ましいです。年金の方は一般的に不可となることが多いです。

家賃保証会社との契約で、保証人を付けなくてもよい物件もあります。これらの物件は、募集広告だけでは判別することはできません。

保証人がご用意できないときのお部屋探しは、事前にその旨を仲介店に伝えることが、時間に無駄のないお部屋探しにつながります。

入居申込書の提出

入居申込書の提出先は賃貸を仲介する不動産会社。不動産会社経由で賃貸の管理会社または貸主に提出します。

入居申込の受付は、管理会社への到着順となります。記入している間に、別ルートから先に同じお部屋に申込が入るケースもあります。入居の意思を決めたら直ぐに提出してください。不明なこと(例えば保証人に関すること)は後からの記入でも大丈夫です。

申込物件は当然、個人契約であれば1人1部屋です。
中には迷って決められない方が2部屋申し込むこともあります。申し込みはキャンセルが可能なため、出来ないこともありません。※お勧めはしません

2つの仲介会社で、2つのお部屋を申し込む方もいます。お客様の申告がない限り、仲介会社は知る由もありません。

2部屋を別々の仲介会社で申し込みした場合、それぞれの管理会社が同じであれば、1人での2件申込は拒否される可能性は高いです。
実際に2部屋を借るのであれば話は別ですが、不自然な印象を持たれるのは当然です。

入居申込時の手付金

賃貸仲介会社によっては、入居申込時に手付金を要求します。賃料1ヵ月分が目安、手持ちでなければ1万円が相場ではないでしょうか。

手付金は、賃貸仲介会社が独断で請求するものです。ごく一部の物件では、貸主側から手付金を要求されることもあります。

申込時の手付金は、契約手付金ではありません。
お客様がキャンセルした場合は、返金の義務があります。ただし、貸主側から要求され、貸主の手元に渡った手付金は、返金されないケースもあるのでご注意ください。

以前は、入居申込書を「借契約書」としていた管理会社もありました。契約手付なら返金する必要がないとの判断です。さすがに、今は改められました。
※契約前に提出した書類は、名目がなんであれ実質「申込書」。

それでも、「契約書作成費用」名目や、はっきりと「キャンセル料」で請求する強気の管理会社もあります。
賃貸仲介会社から見ると、非常に扱いづらい物件であることは間違いないです。

入居申込のキャンセル

入居申込のキャンセルは、お客様の権利であり自由です。
賃貸仲介会社としては、管理会社との付き合い上、キャンセルは出来る限り避けたいのが本音です。

申し込みが入った物件は、一旦、入居者募集がストップされます。申込人がキャンセルすると、その間、他の方の申込機会を奪います。申し込みからキャンセルまでの期間が長いと、貸す側としては大きな痛手となります。

一部の賃貸仲介会社では、お部屋を確保する目的で、先にお客様名義で申込書を提出したり、キャンセルを無用に引き延ばすこともあるようです。

賃貸の入居者審査

入居審査は、全国規模の大手管理会社や投資物件(いわゆるファンド物件)は審査が厳しい傾向にあります。
特にファンド物件は、ファンド独自の審査がある場合、二重、三重の審査を受けなければなりません。

貸主が自ら管理する物件は、審査に融通が利きます。貸主が自己責任で承認するだけですから。審査も即決です。

要するに、入居者トラブルが起きた時に、組織の担当者は責任を負いたくないわけです。そのために、審査が厳しくなる傾向があります。

入居審査の期間

通常、入居審査は1週間もあれば終わります。

入居申込書の記載不備、添付書類の未提出があれば、全部が整ってからの審査となります。また、保証人との連絡が取れない場合、承認がその分遅れます。

上述した「審査の厳しい物件」は、審査期間が長くなる傾向があります。担当者または決裁者の気分次第?で、結論が出るまで2週間以上も待たされることもあります。

入居審査落ち

入居審査の結果、お部屋を借りられない場合があります。当然、賃貸仲介会社にとっては、何のメリットもありません。

審査は、判断基準や期間が物件により異なります。

審査に落ちた場合、一般的に理由は開示されません。審査中、申込書の内容確認や変更を求められることはありますが、否認後の再審査はありません。

物件の審査内容は公表されていなくても、経験のある賃貸仲介会社は審査の厳しさをある程度把握しています。
自信のない方は、ためらわず事前に相談されることをお勧めします。特に、自営業や水商売関係の方。

審査に落ちる割合

比較的収入が不安定とみなされる「自営業」。入居審査が厳しい物件では、貸主の承認が下りないケースが珍しくありません。

職業が「会社員」の場合は家賃に対して無理のない収入が証明できれば、審査に落ちることはまずありません。ただし、会社員の方でも、過去に家賃保証会社の滞納履歴があると承認は難しくなります。クレジットカードの支払い履歴も同様です。

会社員に限らず滞納履歴に自覚のある方は、家賃保証会社が必須でない物件または家賃支払いがクレジットカード会社経由でない物件を選ぶのが賢明です。

安定した月給のある「会社員」または「役員」以外の方は、高級物件や人気の物件は入居者審査で落ちる確率は高くなります。

入居申込のキャンセル待ち

気に入った物件が見つかり、迷っている間に、先に別の方から申し込みが入ってしまう場合もあります。特に人気物件では。

諦めずに、キャンセルを待つ手段もあります。申込人が審査で落ちるケースもありません。ただし、可能性としては僅かです。

どうしても諦めきれない時は、キャンセル待ちの意思を明確に伝えましょう。
申込書も先に記入し、いつでも提出できる準備すれば、より意思が伝わります。


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