日本寝具通信販売株式会社の羽毛布団?
聞いたことがない会社ですよね。
Amazonのカスタマーレビューでは、日本寝具通信販売の評価が結構高いです。グレードの高い日本製羽毛布団が、高級ブランドよりも安く購入できると評判です。
直販ECなら中間マージンなしで安く買えるよね
羽毛布団は高額な商品。実際に手にして確かめたいところですが、ネットの評価を頼りに決めました。
少々へたってきた西川の羽毛布団はお役御免。寒い冬の夜でも、より快適な睡眠ができるように、日本寝具通信販売の羽毛布団に買い替えです。
この記事では、実際に購入した日本寝具通信販売の羽毛布団のレビューをします。
日本寝具通信販売の羽毛布団をレビュー
日本寝具通信販売「ハンガリー産ホワイトマザーグース・ダウンパワー440」の羽毛布団を買いました。
「京都西川」の羽毛布団を10年以上も使用。値段も羽毛の詳細も覚えていませんが、高価なものではありません。今回購入した羽毛布団よりも安かったはずです。
使用中の羽毛布団(京都西川)との比較
布団袋に入った羽毛布団は、ジャストサイズの段ボール箱で届きます。
思ったよりも小さな段ボール箱は軽さにも驚き。数万円の商品とは思えない軽さですが、羽毛布団であれば納得の重さです。
布団袋から出す前に、使用中の京都西川の羽毛布団を袋に入れて比較してみました。布団のサイズは同じですが、ボリュームは日本寝具通信販売の方が若干大きいです。
ハンガリー産ホワイトマザーグース ダウンパワー440の羽毛布団
布団袋から出した日本寝具通信販売の羽毛布団。匂いはまったくの無臭。
第一印象は「期待していたほどボリュームがない?」。今まで使っていた布団よりも「暖かいのか?」でした。
添付書類によると、開封後、数時間で「ふかふか」になるようです。
実際は、布団にボリュームが出るのに2、3日を要しました。布団乾燥機を使えば速いのかもしれません。
開封時よりも布団はふかふかになるものの、正直、もっと「ふかふか」の羽毛布団を期待していました。
使ってみて、ダウンパワー440の羽毛布団は、以前使用の「京都西川」よりも暖かいです。
それでも、より「ふっかふか」を求めるなら、大増量(+0.4kg)タイプの方が良いかもしれません。
Amazon限定とダウンパワー400の羽毛布団
ハンガリー産ホワイトマザーグース、ダウンパワー440の羽毛布団にはAmazon限定で廉価品も用意されています。側生地がグレードダウンするだけです。
ダウンパワー400cm3/gでも良ければ、さらにプライスダウン。
日本寝具通信販売とは
日本寝具通信販売株式会社は寝具専門のEC専業企業。国内の羽毛工場で製造した高品質な羽毛布団や寝具類を全国販売しています。
会社の所在地は滋賀県東近江市五個荘山本町710。
Google MAPで確認すると、倉庫のような建物が確認できます。
ネットショップから購入した商品も、上記の住所から届きました。通販サイトでよく見かける、在庫を持たない販売業者(ドロップシッピング)ではありません。
日本寝具通信販売の羽毛布団と書類等
ダンボール箱で届いた羽毛布団。
布団袋の中にはサービス品の布団カバーと書類も収納されています。
- 羽毛布団の品質保証書(1年保証)
- 取扱説明書(大・小)
- ツインドームキルトの説明書
羽毛の原産地・品質検査・加工内容をチェック
日本寝具通信販売の羽毛布団には、品質等が確認できる複数の”ラベル”が添付されています。
- 羽毛の原産地証明書
- CILギャランティーラベル
- アレルGプラス(SEKマーク)
- ファインアップ&クリーンオゾン
羽毛の原産地証明書
購入したハンガリー産ホワイトマザーグースダウンの羽毛布団には「ハンガリー原産地証明書」が添付されていました。
※ウクライナ産には「ウクライナ原産地証明書」があります。
このラベルのついている製品は、すべてハンガリー産マザーホワイトグースダウンを使用したものであることを証明いたします。
「certificate(証明書)」と記載されていますが、どこの誰が発行したものかは不明です。
この証明書以外に、産地を確認できる書類はありません。羽毛布団の中身も、側生地を切らない限りは確認しようがありません。
どのメーカー、業種でも同じですが、証明書の類は信じるしかありませんね。
CILギャランティーラベル
- ブラックラベル
使用羽毛品質★★★★★★、ダウンパワー440cm3/g以上 - ゴールドラベル
使用羽毛品質★★★★★、ダウンパワー400cm3/g以上
「CILギャランティーラベル」の付いている羽毛ふとんは、厳格で適正な全ロットの事前検査を通し、CIL(快適睡眠環境研究所)が定めた品質・性能基準をクリアできた場合にのみ「合格認定証」を発行します。
CIL公式サイトからギャランティーラベルのシリアルコードナンバー(原料羽毛特定ID)を入力すると、合格認定書がPDFでダウンロードできます。
羽毛原料の検査項目
- WWWR-m(原料羽毛軽暖性能)
- ダウンパワー(㎥/g)
- フィルパワー(inch/30g)
- かさ高(mm)
- 組成混合率(ダウン率)
- 鳥種混合率(グース率)
- 清浄度
- 臭い
- ほこり
以上の項目を適切な方法で検査することで、充填羽毛がその性能を発揮する最適な状態を保持し、安心して使用できることを保証します。
※羽毛の原産地は確認できません
アレルGプラス(SEKマーク)
日本寝具通信販売の羽毛布団には、ハウスダスト・ダニ・花粉などのアレル物質低減効果とデオドラント効果、抗菌作用のあるアレルGプラスが蒸着されています。
アレルGプラス加工を施した羽毛原料は、SEKマーク(抗菌防臭)を取得しています。
SEKマークは、一般社団法人繊維評価技術協議会が実施する認証制度。
抗菌防臭加工が施され繊維製品の安全性など、業界自主基準に合格した証が「SEK・抗菌防臭加工」マークです。
ファインアップ加工&クリーンオゾン加工
ファインアップ加工は、羽毛原料に付着した無駄な不純物を取り除きます。
クリーンオゾン加工はオゾンの殺菌、脱臭効果を利用して羽毛原料の除菌・脱臭を施します。ダニ、カビの抑止にも効果があります。
薬品を一切使用することなく、人と環境にもやさしい加工技術で、安心して羽毛布団で休めます。