今年(2018年)7月、電気の契約先を地域電力会社から楽天エナジーに変えました。
先日、電気の使用量をインターネットからチェックしたところ、10月16日以降の使用料が表示されなくなりました。
マイページのグラフは「送配電事業者→楽天でんき」 にお客様の電気の使用量情報が連携されることで表示されます。
送配電事業者等から連携が遅延した場合は、表示されるまで数日掛かる場合がございますのでご了承ください。引用:まちでんきQ&A
依然として表示されないので、検索したところたまたま見つけました。

えっ、知らないよ?
サービスが終了するわけでなく、新規の受付が終了していました。
その影響もあって?
電気の使用量がチェックできないのかもしれません。
普段はスルーする楽天からのメールをチェックしたところ
楽天エナジーから
「楽天でんきサービス開始記念!事前お申込みでポイントプレゼント!」メールが10/12付けで来てました。
なんだか腑に落ちません。
この記事では「まちでんき」と「楽天でんき」を比較し、どっちがいいのか?を検討してみたいと思います。

「まちでんき」からの「楽天でんき」変更点
「楽天でんき」が「まちでんき」から変わった点。
初めて楽天エナジーに電気を申込みされる方には、ちょっとわからない内容だと思います。
「楽天でんき」は、前サービズ「まちでんき」から何かと改善されています。
既に楽天会員の方は申込手続きが簡単です。
申込み時のポイントプレゼントにエントリーが不要に。「まちでんき」は欲しくもないメルマガの購読エントリーが必須でした。
支払い方法はクレジットカード一択、口座振替がなくなりました。楽天会員の登録が必須です。
「まちでんき」ユーザーが気になるのは、「楽天でんき」にすると何が変わるのか。
- 地域で異なる基本料金が全国0円、電気代はすべて従量料金
- 30A契約の割高感が解消された
- 1ポイント/10kWhから1ポイント/200円へ実質ポイントUPした
- 法人契約の楽天ポイント2倍がなくなった
1.毎月の電気代は使った分と従量料金で簡単に計算できます。従量料金は地域で異なります。
参考記事:「楽天でんき」の従量料金
2.「まちでんき」の30A契約は基本料金が40Aと同じなため、地域電力会社より割高になるケースがありました。「楽天でんき」は基本料金が0円になり、単身者に多い30A契約でもお得になります。
3.楽天ポイントへの換算方法が使用量から電気代に変わり、「楽天でんき」は獲得ポイントが確実に上がります。
4.「楽天でんき」は、法人のポイント2倍はなくなりました。
「楽天でんき」電気料金の試算
やはり一番気になるのは料金。
公式サイトでは電気料金をシュミレーションでき、獲得できるポイントも確認できます。
「まちでんき」と「楽天でんき」の料金比較
「まちでんき」からの実際の請求金額と、新規サービス「楽天でんき」の料金を比較してみます。
「まちでんき」9月の電気使用量は382kWh、電気代は10,741円
※76ポイントは法人契約のためポイントが2倍
これを「楽天でんき」の従量料金で電気代を試算すると
382kWhx26.0円/kWh(中部・東京エリア)=9,932円
※計算には燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでいません
「楽天でんき」の方が約800円くらい安くなります。
電力事業者間の競争も激しく、電気代がさらに安くなります!
楽天でんきの料金明細
「楽天でんき」2月分の料金明細を公開します。
従量料金は26.0円/kWh、使用料は353kWh
燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金は377円
獲得ポイントは47ポイント
結論
「まちでんき」から「楽天でんき」へ移行するとお得です。
まとめ
楽天2,000ポイントを目当てに、地域電力会社から楽天エナジー「まちでんき」に切り替えました。
正直なところ、電気代は対して安くなっていません。
10/1「まちでんき」申し込みの受付を終了したにも関わらず、新サービス「楽天でんき」についてのお知らせメールは10/12でした。メルマガ会員なのにね・・・
楽天エナジーに不満はあるものの
電気代が「まちでんき」よりも安くなるなら
もう一度、2,000ポイントがもらえるのなら
「楽天でんき」に移行(契約)します!
追記:「楽天でんき」申し込み後
2018/10/22、「楽天でんき」に申し込みました。「まちでんき」からの乗り換えです。
<<楽天でんきお申込み受付完了のお知らせ>>
この度は楽天でんきにお申込みいただき、誠にありがとうございます。
下記のとおり、お申込みを承りましたので、お知らせいたします。
なお、ご利用開始のお手続きは11月からとなり、先着順で順次進めさせていただきます。
もう少々お待ちくださいませ。受付完了メールより抜粋
お知らせメールによると、「11月から順次進める」とのこと。
約3か月後、年が変わり1月18日。1通のメールが来ました。
<<楽天でんきご利用開始のお知らせ>>
この度は楽天でんきにお申込みいただき、
誠にありがとうございます。
お切替の手続きが完了しましたので、ご契約内容をお知らせいたします。 マイページ上に、
ご契約内容など重要なお知らせを記載していますので、
必ずログインいただき、記載内容を十分にご確認ください。利用開始メールより抜粋
とっくに「楽天でんき」に切り替わっていると思っていました。
契約日は、2019年01月15日。
申し込みから契約まで約2ヵ月半。
「まちでんき」からの乗り換え組は、新規の方より待たされるのかもしれません。
マイページのログインURLは「まちでんき」と異なります。
「楽天でんき」を確認すると1/18から電気使用量が記録されています。一方、「まちでんき」は1/14まで記録されています。
1/15~1/17の空白期間は、いずれ「楽天でんき」に記録されると思うので、後日確認します。※確認できました
いずれにしても、「楽天でんき」は「まちでんき」の電気使用量データは引き継ぎません。データがリセットされます。しばらくは、過去とのデータ比較がちょっと面倒。
これは想定外でした。
楽天の保有ポイントは引き継がれるので、ご安心ください。
申し込み時のプレゼントポイントは、契約日から4ヶ月以降に再度もらえます。
まちでんきの供給は終了
2019年10月、まちでんきは終了しました。